Windows 自作PC

ストレージの話

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前にも書きましたが私はアニメをPC録画しまくってます。
毎期かなりのタイトルを地上波・BS・CSそれぞれで撮るだけ撮って、結局1割も観てない、ってこともザラにあります。
アホですね我ながら。

しかも購入した円盤も再生時にフレーム補完させるため、一時的とはいえ吸い出して動画ファイルとしています。
本当にアホですか私は。

こまめにBDにでも焼く、観ないの観終わったのは消す、という方法論もありますがふと「あ、アレ観たい」って時にKodiでつらつらと観られる環境が気に入っているのでナシです。
アホな上に我儘ですね。

当然ストレージ、HDDがいくらあっても足りないわけですよ!(強引な導入)
それも贅沢を言えばデカい容量のがドン!っとあって欲しい。
HDDはいつか必ず壊れるものと考えるべきで、大容量のをただそのまま使うのも不安です。

複数台のHDDドライブを纏めて大容量ストレージとして使う場合、普通に考えるとRAIDになります。
私の用途だと速度よりも信頼性(助長性、耐障害性)と容量が欲しいわけですから候補としてはRAID1、5、6と思いますが、RAID1はともかく5と6は基本的には高価なRAIDカードが必要になります。
イマドキはマザーボードにもRAID5や6の機能があったりはしますがソフトウェアRAIDだし、壊れた時の復旧作業など考えると不安が残るのであまり使う気にはなりません。
ハードソフトどちらにせよコントローラ側が壊れた時にはどれだけHDDを巻き添えにするか判りませんが。

RAIDは構築する段階でそれぞれ複数台の同容量HDDが必要、できればロット合わせたのが望ましい、ってのもネックです。
さらに故障時には同じ機種ロットのHDDと入れ替えるのが望ましいし、拡張しようにもただ大容量のを突っ込んでも既存HDDの容量以上の部分は無駄になります。
なのでどれも使ってたことはありますが、データが増えて手狭になった時には丸っと引っ越し、ってのが一番現実的な対応になってしまうのでした。
そうなると別途新しいRAIDストレージを構築することになって、PCをもう一台組むことになったりするわけです。
実にメンドクサイ。

結局「容量問わずHDDを追加して拡張できる+耐障害性がある」というストレージが理想になるわけです。
数年前まではそんな都合のいいもんないよなぁ、とか思ってたのですが、やっぱり考えることは皆一緒なのか、いつの間にかいろいろと増えていました。

・記憶域プール

まず、現在のWindows10は「記憶域プール」というのが使えます。
これは容量問わずドライブを追加して一つのストレージとして使えるのですが、構成時にのみ選択できるオプションに「パリティ」というのがありRAID5相当との事。

ほー、いいじゃないか こういうのでいいんだよ、こういうので

と早速使ってみたのですが、HDDが使いまわしだったせいか一年持たずクラッシュ。
それも普段使いのPCでなくほぼファイル鯖と化したPCで組んでたものだから、そっちの画面に警告は出てたのかもしれませんが気づかずに、エラー落ちするまでファイル書込みまくってしまったという。
気づいて再起動したところで既にドライブは見えなくなっておりました。

パリティによる耐障害性はどこいったの!?

復旧しようにもWindowsのログではエラーになってるドライブが具体的にどのHDDなのかの特定も困難。
見当をつけてエラー起こしたHDDを外しても変らず「壊れてます」と表示されるだけで復旧メニューもなにもなく、ドライブにもアクセスできません。

詰み、です。

さらに間の悪いことに、一時期だけWindow10でも使えたReFSでフォーマットしていたものだからファイルをサルベージしようにも選択肢が殆ど無く。
結局使えるのは海外のシェアウェア一つしかありませんでしたし、それでもほとんどのファイルは復旧不能でした。
記憶域プールはもう二度と使わんと心に決めました。

Window10の記憶域プールはせいぜい「普段使いのPCで、余ってる半端な容量のSSDやHDDを一つに纏めて使いたい」ってくらいの利用にした方が良さそうです。
あんまり速くもないのでそれも微妙な気がしなくもないのですが。

Windows Server 2016ではパフォーマンスが向上した「Mirror-accelerated parity(ミラーリングにより高速化したパリティ)」ってのが使えるそうですが、ReFSとセットなんだとか。
Windows10でも使えるようになることを期待したいところですが、ReFSの削除が上位Windowsパッケージとの差別化の為だとするとWindow10には来ないかもしれませんね。

・Drobo
私が知らなかっただけで結構以前から上の理想の条件を満たすハードも存在しています。
「Drobo」というシリーズはBeyond RAIDという独自技術でそれを実現してます。
私はこのシリーズのちょっと古い「Drobo S(Gen2)」(USB3.0接続、5ドライブタイプ)を中古で見つけ、現在まで使っています。
2年くらい使ってますがデータが飛んだ事は無く、耐障害性の実力はまだ判りませんが信頼できる気がしています。
ドライブの一つが壊れても、同容量以上のものと交換すれば自動的に再構築されデータも保全されることになってます。
ただPCとの相性か、気づくとドライブが見えなくなってる事があるんですよね…
USB挿し直すと大体治るのでなんとか使ってますが、最新のSSDキャッシュ付きNASタイプが気になるところです。

・VVAULT
OS、ハード、ときて次はソフトウェア。
VVAULTというストレージ管理ソフトを現在メインで使っています。
個人使用なら複数PCにそれぞれ無料ライセンスを別に取得して使う事も出来ます(私は2台のPCで使ってます)
このソフトは複数のストレージを追加して仮想の大容量ストレージ(バックアップ付)としてマウントすることができます。
追加したストレージもWindowsから見えなくなるわけではなく、VVAULTが管理するフォルダが出来るだけなのでそのまま使い続けることもできます。
クラウドストレージも追加できる、SSDやM2といった高速なドライブもティアリングに使える、とかいろいろ高機能なのですが、面白いのは単純に「ファイル単位で別ストレージに複製保存する」ことで助長性の確保をしている点です。
最悪のケースとしてPCごと壊れても、HDDさえ生きてれば他のPCに接続してファイル単位で取り出せるわけです。
実際これに助けられたこともあります。

RAID1相当なので容量効率は良くないですし、何も設定しないと追加したドライブをキッチリ100%使い切るので警告出るとか、後ろの方のドライブが容量空いててもお構いなしに先頭ドライブから100%になるまで書き込んであとからティアリングで分散させようとするとか、ちょっと癖があります。
あとWindows上で動作するソフトなので、デバイスでエラーが出ていても「アクセスできません」なら上等、「容量が足りません」くらいの一見意味不明なエラーしか吐かないことがあります。
管理下にあるドライブが全て正常かどうかはユーザー側でもしっかり把握しておく必要があります。

一応メールによる通知もあり、管理はWebUIなので別PCからコンソールを開いて操作もできますし、私の使い方には合ってるようです。
調子にのって退役してた1TB程度のHDDまで追加してたらドライブレターが足りなくなって、一時期AドライブまでもがHDDとおかしなことになりました。
馬鹿正直にHDDにドライブレター振らずに適当なフォルダにマウントしてからVVAULTに追加すればこんなアホなことにはなりません。

私が試したことがあるのは以上ですが、他にもいろいろあるようです。
Linux系OSのファイルシステムにも試してみたいのがあるんですが、メインで使ってるのがWindowsなのでなかなか手が出ません。
本来ファイルサーバ、自宅サーバ組むならLinux系の方が向いている(らしい)のですけどね。

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